霧が発生しやすい場所
霧は内陸部では秋から冬にかけて発生しやすく、高地では夏に多く発生します。標高の高い山や、山間の盆地、海の近くで発生することが多いです。山や海の近くを走行する高速道路では、霧の発生率が高いといえます。山間部の道路ではカーブも多いため、濃霧が発生した際はいつも以上に注意を払った運転が求められます。
霧は非常に局所的に発生します。つい先ほどまで見晴らしが良かったのに、トンネルを抜けると霧で前が見えないということも。特に、走行スピードの速い高速道路では、突然霧に遭遇すると焦りや恐怖を感じることもあります。事前に、霧発生時の対応方法を確認するなどの心構えが大切です。
霧は内陸部では秋から冬にかけて発生しやすく、高地では夏に多く発生します。標高の高い山や、山間の盆地、海の近くで発生することが多いです。山や海の近くを走行する高速道路では、霧の発生率が高いといえます。山間部の道路ではカーブも多いため、濃霧が発生した際はいつも以上に注意を払った運転が求められます。
霧の濃さは一定ではなく、突然、視界が数メートル以下になることもあります。また、前の車との距離がつかめないこともあるため、十分に車間距離をあけて走行しましょう。
視界を確保するために、ヘッドライトを点灯することが大切です。ただし、この際に遠くまで見通したい一心からハイビームにしてしまうと光が霧に乱反射してしまい、より視界が悪くなります。霧の時はロービームで点灯しましょう。
フォグランプが装備されている場合は、点灯させることで対向車に自車の存在を伝えることが可能となります。
濃霧の時は、遠くのものは見えません。センターラインなどの近くのものを目印に運転すると良いでしょう。ガードレールや反射板などを目印にすると、車道の外に目がいってしまうため、避けましょう。
また、前走車のテールライトを目安にすることも良いですが、前走車のスピードが速いと感じたら、無理に追従せず、自分のペースで走行しましょう。
非常に濃い霧が発生した場合は、数メートル先も見えづらくなります。濃霧で運転が困難な場合は、無理をせず、後続車に追突されない場所で停車しましょう。高速道路であれば、最寄のサービスエリアやパーキングエリアに入って視界が確保できるまで様子を見ましょう。
濃霧時に路肩へ停車することは避けましょう。後続車のドライバーも同様に視界が悪く、停車している車に気づくことができずに追突してしまう可能性があります。
安全な場所へ停車したら、ラジオやスマートフォンなどで交通状況を確認して状況を把握し、霧が晴れるのを待ちましょう。